Case4.天草 リゾートホテルT(改訂版) - Oh!Sauna
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Works(施工事例)

2025.10.31

Case4.天草 リゾートホテルT(改訂版)

※本記事は写真を差し替え、導入背景・納品状況およびサウナヒーター点検結果に関する記述を整理・強化した改訂版です。

上天草のリゾートホテルTに、景観に配慮したオリジナル屋外サウナルームを導入しました。

見積作成から納期調整、搬入・組立、HARVIAヒーターの設置と動作確認、スタッフ向け操作説明まで一貫して対応し、あわせてアイスバス(浴槽付)を納品しました。

取材訪問時には当社技術者がサウナヒーターの点検・メンテナンスを実施し、点検結果と必要な注意点を施設スタッフへ報告・説明しています。

導入背景と目的

ホテル側は、宿泊プランの差別化と滞在価値の向上を目的に、海景を損なわない外観で設置できるサウナルームと、サウナ後のクールダウン用に扱いやすいアイスバスの導入を希望されました。

これを受けて当社では、景観に馴染むオリジナル仕様を提案し、短期施工で確実に稼働させることを重視してプロジェクトを進めました。

導入工程と納品状況

プロジェクトは以下の流れで進行しました。

まず見積提出および仕様確定を行い、サウナルーム本体とヒーターを搬入・据付しました。

電気接続後には試運転を実施し、施設スタッフへの操作説明を行いました。

あわせてアイスバスの納品も完了し、設置・通電確認・温度設定を行って引き渡しました。

アイスバス納品時の作業

アイスバス納品時には、設置位置の確認と通電確認を行い、温度コントロールの動作確認を実施しました。

また、給排水の流れ確認と簡易清掃を行い、使用開始できる状態で引き渡しました。

施設スタッフには、日常清掃のポイントをお伝えしました。

サウナヒーター点検(取材時実施)

取材訪問時に、当社技術者がサウナヒーターの点検を実施しました。

点検は点検チェックシートに基づき、ヒーター運転中の状態、本体および周辺の安全状態、ストーンの状態、吸排気口の状況などを確認しました。

点検で確認した主な項目と対応

点検では、まず運転状態の確認として異音・振動・温度上昇を確認しました。次にヒーター本体の外観(変色、腐食、破損)、接続部の状態、ネジや固定金具の緩みを点検し、当日対応可能な調整は現場で実施しました。

また、ストーンの配置と割れ・摩耗の有無を確認し、必要に応じて配置調整を行いました。

さらに、吸排気口や給排水の目視確認と簡易清掃を行い、日常清掃のポイントを施設スタッフへ説明しました。

点検結果はチェックシートに記録し、発見事項や推奨対応を施設側へ報告しました。

宿泊体験への効果

本プロジェクトにより、サウナとアイスバスを組み合わせた体験が実現し、宿泊プランそのものが目的となる高付加価値の滞在を提供できるようになりました。

特にアイスバスの導入によってクールダウン動線が整い、ゲスト満足度の向上が期待できます。

また、取材時のヒーター点検とスタッフ向け操作説明を含めたアフターフォローにより、施設側が安心して継続運用できる体制を整えました。

お問い合わせ

サウナ導入をご検討の方は、無料見積もりと現地調査を承ります。

問い合わせフォームからお問い合わせください。

よくあるご質問

ドア材質について

耐熱強化ガラスが基本のタイプになります。
オプションで木製のドアに変更することができます。
木製ドアのオプションを希望の際には、都度お問い合わせください。

サウナの種類はいくつありますか?

主にドライサウナ、フィンランド式サウナ、スチーム・ミストサウナの3種類になります。
建物の構造、室内温度・湿度等により区別されます。

暖まるまでにどれくらいかかりますか?

出力5kwの場合であれば、およそ5立方メートル(㎥)を約60分程度で設定温度まで温めることができます。
しかし、屋外では外部環境、屋内では壁の構造等により室内温度に差が生じます。

どのような場所に設置できますか?

個人住宅、宿泊施設、温泉施設、エステサロン、スポーツ施設等、様々な場所でのサウナ設備をご提案させていただきます。

サウナヒーターの並行輸入品について

海外製のサウナヒーターには並行輸入品の商品もございます。
並行輸入品は、日本で使える様に仕様変更をされていない為、トラブルが多くなっております。
正規輸入品は、日本に設置できる様に仕様を変更しており、サウナヒーターの出力が10kW以下の場合、PSEの適合検査の合格が必要になります。
Oh!Saunaでは、正規輸入品のサウナヒーターの設置を推奨しています。
※PSEマークとは、電気用品安全法の基準を満たしていることを示すマークです。
対象の電気用品には、登録機関による厳重な適合検査と工場検査に合格し、PSEマークを表示することが義務付けられています。PSEマーク

サウナの熱源について

薪ストーブ、電気ヒーター、ガスストーブ、バイオストーブの4種類になります。